どうも!
2013年8月から地域おこし協力隊になった私は
もうすぐ地域おこし協力隊になって2年が経ちます。
あっという間だなあ。
今日は「地域おこし」に関するお話。
結論から言うと、「地域おこし」はほぼ”お節介”です。
地域おこし協力隊になって地域に飛び込んで感じたことは
「地域おこし」が多くの住民の方々の関心の外にあるということです。
興味がないとよっぽどのことがないと出てきてくれません。
また、一番は住民の方が「地域おこし」が入る隙間がないくらい忙しいという現状です。
現場に飛び込んで皆さん想像以上に忙しく驚きました。
「よく分からない」というのも多いです。
「地域おこし」というワードがアバウトすぎるのも一因だと思われます。
上記の理由などから、「住民が当事者になれない、ならない地域おこし」
多くの地域おこしの失敗がここにあると思います。
私の場合、
協力隊になった当初考えていたことは空振りでした。
「よく分からない」、「興味がない」、「忙しい」が主な理由ということに気づきました。
そこで軌道修正して1年目は自己を捨てることにしました。
厚沢部町を知ることに努めました。
農業に汗を流しながらヒアリングをして、ニーズを聞きまくりました。
ニーズがたくさん分かりました。
これはその後に大変役立っています。
二年目はニーズの実現を。
たくさんあるニーズをすべて実現することは不可能です。
自分にできることをいくつかピックアップして取り組みました。
その結果、
地域の信頼と私の話を聞いてくれる環境が得られました。
話を聞いてくれるというのが一番大きいです。
”お節介”(働きかけ)をしやすい環境ができました。
結果として、住民の方々と任意団体を作り協働できるまでになりました。
これから楽しく進んでいきます。
結論
地域おこしは多くの住民の方の関心の外にありますが、
私は進め方によって地域おこしは「お節介」を超えるものだと思っています。
そのためには住民の方にその価値、ビジョンを理解してもらえるかが鍵になると思います。
理解してもらって住民の方が興味を持ち、自ら動く当事者になれば、
お節介は単なるお節介を超えて→運動→地域おこしへとシフトしていくでしょう。
地域おこし協力隊の活動は、「御恩と奉公」のようなものだと思っています。
ぜひ最初に奉公を。
参照記事
~地域おこし協力隊になろう!と考えている人へ~「協力隊になる前に考えたい大事な5つのポイント」
荒木敬仁(Araki Takahito)
荒木プロフィールはこちら
厚沢部(あっさぶ)町について