冬っぽくなりましたので、冷凍しておいた鹿の袋角を出してきました。
6月ころ獲れた鹿の角(袋角)を冷凍保管していました。(夏に乾燥させたら腐るため)
ちなみに袋角とは、
鹿の角は1年で生え変わるそうなのですが、春に1度脱け落ちた後に新生する幼い角のことを言います。短い毛が密集しており、骨のような硬い角になる前のまだ皮膚に覆われた状態の角のことで、中にはまだ血管が通っています。
東洋医学の中では「鹿茸(ろくじょう)」、英語圏では「アントラー・ベルベット」と呼ばれているようです。
袋角は、中国では3000年も前から主に特権階級の人たちが使用されていたそうで「滋養強壮、強精、不妊症、貧血、更年期障害、喘息、低血圧、等々…」多数の症状に効くとされており「不老長寿の神薬」と言われていたようです。
また、ゴルフやアメフト等のスポーツ界の中には、鹿の袋角から得られる成長ホルモンの分泌を促進する成分がドーピングに当たるとし、禁止薬物に指定されている競技もあるそうです。
不老長寿の神薬!?!?そんなものが身近にあったなんて。。
まずは室内乾燥でやってみようと思います。
約一分熱湯で殺菌処理した後に、写真のようにストーブ前で干すことにしました。
ある程度乾燥したら倉庫に吊るし、じんわり乾燥させるつもりです。
中国では最終的には輪切りにして煎じて飲むか、煮出して飲むか、お酒にして飲むかするらしいです!
私も不老長寿になりたいと思います(笑)
追記
乾燥後加工してみましたよ↓
荒木敬仁(Araki Takahito)
こんにちは、荒木(@arakit08)です。
22歳の時に埼玉県から北海道 厚沢部(あっさぶ)町へ移住しました。
一人前のマタギになるべく修行中です。
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