あったかくなってきましたね。
カッコウが鳴き始めました。
北海道はちょうど今植え時のピークです。
でも植える際難しいのが種からの発芽。
発芽しにくい種があり、植えてから発芽に1か月かかることも。。。
苗を買ってくればいいのですが、「苗で農業の半分が決まる」というほど、苗は大事です。
ホームセンターなどで売っている苗からいいものを選べればいいのですが、それもまた難しい。
せっかちで納得したい私は自分で苗を作ろうと思い、
4月半ばに「発芽および育苗器」を作成しました!
これです!
育苗箱の大きさに合わせた熱帯魚用の水槽に、熱帯魚用の水温調節器。
楽天で合わせて6000円ほどで購入しました。(送料込)
これ結論から言うと大成功でした。
仕組みは、水槽に薄く水を張り、温度調節器で水温を30℃に設定します。
下からの熱と蒸気で軽く蒸され、発芽条件のいい環境を作り出します。
後から移動しましたが、太陽光が入る窓際に置くとなおいいですね♪
あんなに苦労したローズマリーも発芽器に入れた次の日に芽を出し始めました。
とんでもないな。
結果、「発芽ガード」が固い植物たちを次々と発芽させ、畑へと送り出してくれました。
すごい、すごいぞ。
これかさばるのが難点ですが、今年の冬にもこれを使って育苗したいと思っています。
楽しい実験でした。
追記:電気代の請求がきました。
水槽発芽器を使用してからの電気代の請求がきました。
なんと月の電気代が約1000円上がりました。(ひょえ~~)
やはり電気代がかかりますね。
もう少し電気代を抑えたい方は、「電気あんか」の使用をお勧めします。
電気あんかはアマゾンなどで1000円ほどで売っていますよ。
種を湿らしたタオルもしくはキッチンペーパーでくるみ、電気あんかの上に置きます。
袋でくるんであげるといい感じに蒸されます。
これは土は使えないので、「発根」が合図です。
ちょっと根の頭が出るくらい。
それを土に埋めてあげれば、すぐ発芽してくれます。
ぜひ発芽が難しい種にお試しください♪
荒木敬仁(Araki Takahito)
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