販売の現場を見て~これからの農業生産を考える~

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先日栃木県のスーパー三桝屋さんを農家さんと一緒に訪問させていただきました。
その時の様子はこちら↓
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三桝屋店内の様子

店内はとても広く、一般的なスーパーでイメージする商品棚がぎっちり、商品がぎっちりとはかけ離れている印象。

そしてそれぞれの値段は決して安くないです。
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代表取締役の沓掛さんのお話では、
安売りではなく、おいしさ、安全安心、お客様の健康を第一に提供しているとのこと。
店内を拝見して納得です。
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日本全国からの見たことのない商品がたくさんありました。
1つ1つに生産者のこだわりが感じられます。
三桝屋にあるものはすべて特別なものと感じさせる雰囲気がありました。
農家さんたちも終始驚き、感心した様子でした。

ここで、近年の販売、消費者の動向を感じられる記事がありましたのでシェアします。

「100円ローソン」260店閉鎖

ただ「100円」では新鮮味がない時代に/(C)日刊ゲンダイ

 ”特に大都市圏では、ただ安いだけでは勝負できなくなっています。
ローソンが格安から高級路線に舵を切ったといえるでしょう。”
とのことです。
安さでは差別化できなくなった時代になってきたと感じることができます。
これからはオンリーワンを目指す傾向にあるのでしょう。
三桝屋さんはそれをいち早く評価して、商品を取り扱っていました。

先日訪れた「スーパー福島屋」さんでも質の高い商品を

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東京を拠点に展開されているスーパーです。
厳選された農家さんから直送された商品。
高級感ある店内。
また硝酸態窒素を測定し、数値化して目に見える安全、安心を追及している様子でした。

今後の販売、消費者の動向から

今後、ただの安売りではない価値ある商品を取り扱う店舗が増えてくると考えると、
今後の農業生産もそういった店舗に扱っていただける商品を提供していく必要があるのではと思います。
ただ生産していればいいという時代は終わろうとしています。
販売と消費者を感じて生産を変える。
そういう経営の農業が残っていくのでしょう。
今回厚沢部町の農家さんも三桝屋で販売や消費の実態を肌で感じたと思います。
おいしさやこだわりを追求する農家が厚沢部町内で着実に増えていけばいいと思います。
そのお手伝いをこれからもしていきます。
三桝屋

三桝屋さんのホームページはこちら

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 福島屋さんのホームページはこちら


荒木敬仁(Araki Takahito)

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 こんにちは、荒木です。
22歳の時に埼玉県から北海道 厚沢部(あっさぶ)町へ移住しました。
一人前のマタギになるべく修行中です。
荒木プロフィールはこちら
 厚沢部(あっさぶ)町について

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