狩猟免許合宿について、命を軽率に考えているのではないかというご意見を複数頂いたので改めて書きます。(詳細は以下リンクより↓)
この合宿の目的は狩猟の入り口のハードルを下げることです。
「狩猟の魅力を伝える」という名目でのサミットはあれど、私自身ハードルに感じた「狩猟免許試験の書類などの申請と試験対策」を具体的に教えてくれるものが無かったのでプラン化しました。申請の部分だけではなく、金銭面でもアルバイトを合わせることで負担をなくしています。
狩猟は命を奪うことでもあります。そんな重いものだからこそ、入り口のハードルを下げたいと思っています。
「狩猟免許を取ること=命を奪うこと」ではありません。
「狩猟免許を取ること=命と向き合うこと」であると思っています。
農村ではなく、都会での狩猟免許取得希望者が増加している現在では特にその意味は大きくなります。
一歩足を踏み入れることで、今まで見えなかった、農村における獣害や現場での命と向き合う姿勢が見えてきます。(私自身そうでした)
多くの課題を抱える狩猟の世界や、現場での命と向き合う姿勢を興味がある方に覗いてほしい。そして一緒に課題について考えたい。
それがこの企画の趣旨です。
都会に在住で狩猟免許を持っても狩猟を行えないという方でも、努力して得たその資格は「獣害の問題や命と向き合っている」という証になると思います。
そういう人が都会に増えたら少しでも日本の抱える問題は良くなっていくのではないだろうか。
厚沢部農楽会は非営利の任意団体だからこそ、そんな想いや視点で、草の根運動を続けていきたいと思っています。
荒木敬仁(Araki Takahito)
こんにちは、荒木(@arakit08)です。
22歳の時に埼玉県から北海道 厚沢部(あっさぶ)町へ移住しました。
一人前のマタギになるべく修行中です。
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