ヒグマの猟に同行させてもらいました。
山奥に向かいます。
昨年と同じ場所を登ります。
大雨の影響で地形が変わっていたりします。
聞こえるのは、鳥の声、水の流れる音、自分たちの足音のみです。
自然の中にいることを実感します。
斜面を登っていきます。
休んでは遠くを見て、休んでは遠くを見ます。
遠くの熊を探すのです。
300mも先となると、熊でも本当に黒い点のように見えます。
じっと見つめて黒い点が動くかどうかで判別していきます。
今年の山です。
山に入った途端「今日は熊いないだろうなぁ」とのこと。
雪が少なかったこともあり雪解けが進んでいますが 、若葉、新芽が全然出ていません。
熊は新芽など食べるので、食べ物がまだ出ていないこの山には上がってないだろうとのことでした。
その言葉通り、じっと遠くを眺めながら熊を待ちましたが今回は熊は現れず。
去年の今頃はヒグマを見ることができましたが、今回は残念。
うまくいくとは限らないものですね。
じっと待つ、忍耐強さが必要でした。
現場に出てもっと経験を積みたいと思います。
荒木敬仁(Araki Takahito)
こんにちは、荒木です。
22歳の時に埼玉県から北海道 厚沢部(あっさぶ)町へ移住しました。
一人前のマタギになるべく修行中です。
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